高度な技術と豊富な経験で、世界に貢献

ナガオカスクリーン・インターナル

ナガオカスクリーン・インターナルは、石油精製、石油化学、肥料プラントの心臓部である反応塔内で、
原料の原油や天然ガスを変化させ、反応、抽出、分離を行う触媒をサポートする内部装置です。
巨大な反応塔内の高温・高圧・高腐食のシビアな環境下で使用されるため、高い強度と高度な技術が要求されます。
そして、内部装置であるインターナルを経由して生み出される製品は、私たちの暮らしに欠かせないものの数々です。

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BUSINESS LINE

プラント内で生み出される化学原料プロセスと当社製品

石油精製・化学プラント

日々の生活で必要な燃料や化学繊維。
石油精製・化学プラントの心臓部である「反応塔」内部品として、世界で数社しか製作を許されていない当社の「スクリーン・インターナル」世界で使われています。

当社が扱うスクリーン・インターナル代表例として、プロパンガス用いたプロセスをご紹介します。

プロパンガス生成に用いられるスクリーン・インターナル

プロパンガス(LPG)

プロパンガス(LPG)

スクリーン・インターナル(反応塔の内部品)

スクリーン・インターナル(反応塔の内部品)
プラントの心臓部である反応塔

プラントの心臓部である反応塔

水素(副生成物)

水素(副生成物)

ポリプロピレンのリサイクルマーク

ポリプロピレン

プロピレン素材の写真イメージ

プロピレン

医療機器(注射器)のイメージ

医療機器(注射器など)

家電機器のイメージ

家電機器

車(バンパー、バッテリー容器など)のイメージ

車(バンパー、バッテリー容器など)

新エネルギー活用のイメージ

プラント内の燃料、新エネルギーとして活用

FEATURES

特長

接触改質反応器におけるインターナル

触媒再生機能を有する接触改質ユニット用反応器は、石油精製および石油化学プロセスに使用される反応器の一つです。この反応器内で連続式に触媒を反応させ、再度使用をする為、再生塔に送られます。この反応塔及び再生塔はラジアルフロー式で、その内部機器には当社製のナガオカスクリーン・バスケットが使用されており、高効率で最も適した内部装置として主要プロセス・オーナーから推奨されています。 ナガオカスクリーンにより触媒の目詰まりや損傷を抑え、円滑な触媒の流れを促進します。これは、当社の連続的な縦方向のスロットと滑らかな表面によって実現されています。

PRODUCTS

製品について

  • ラジアルフロー型反応器におけるインターナル

    ナガオカスクリーンは縦型反応塔における触媒容器としても最適な製品です。ナガオカスクリーンはその強靭な構造により、高温の運転稼動下において優れた性能を発揮しています。

  • ダウンフロー型反応器における触媒容器

    ダウンフロー反応器では、ナガオカスクリーンは触媒支持用のみならず吸着触媒、イオン交換樹脂サポート等でも適用され、石油化学の広い分野で使用されています。 触媒層に大きな負荷や圧力損失が掛かるため、これを支える内部品には強固な構造が求められます。当社はプロジェクト初期の設計段階から顧客、プロセス・オーナーに協力することをモットーとしています。

QUALIFIED
SUPPLIER

認証サプライヤー

  • インターナルの認証サプライヤーは、世界で数社、日本で1社のみ

    インターナルとは石油精製プロセスの中で最重要装置で、プラント建設において基本設計・特許などの使用権を持つプロセス・オーナーと呼ばれる UOP 社<アメリカ合衆国>や IFP/アクセンス社<フランス>などが認めた企業だけに製造が許されている製品のことです。これらプロセス・オーナーから製造を許されている企業は「認証サプライヤー」と呼ばれ、世界に数社、そして日本ではナガオカ1社しかありません。プロセス・オーナーは性能保証の条件として、認証サプライヤーの製品使用を義務付けています。

  • プロセス・オーナーによる認証

    1976年 IFP/Axens社(現Axens社)
    1978年 UOP LLC 社(現Honeywell UOP社)
    1978年 ダウ・ケミカル社
    1981年 Badger/CB&I(現Lummus Technology社)
    1990年 ケロッグ社(現KBR社)
    1991年 Haldor Topsoe
    2006年 Shell、シェブロン社
    2009年 Haldor Topsoe 再認証

TECHNOLOGY &
ACHIEVEMENTS

技術開発と実績

  • UOP 社との技術共同開発

    1990年にUOP 社とインターナルにおける技術共同開発契約を結びインターナル製造技術開発に貢献してきています。更に1999年プロファイルワイヤースキャロップをUOP 社と共同にて開発行い成功しています。

    • 1990

      エンジニアリング契約

    • 1999

      新型プロファイルワイヤースキャロップ研究開発

    テクニカルサービス

    当社は客先満足をモットーに現場での組込、検査等に関しスーパーバイザー等のテクニカルサービスの提供をしています。

  • 納入実績

    • ・パラキシレン・キシレン吸着塔(化学繊維、ペットボトル等の原料を製造)
    • ・OleflexTM Units(化学繊維、タイヤなどの原料を製造)
    • ・スチレンモノマー(樹脂、プラスチック材料を製造)
    • ・ガソリン接触改質・触媒再生装置(高オクタン価ガソリン)
    • ・アンモニアコンバーター(化学肥料の原料を製造)
  • 世界65カ国に納入、さらに新プロセス開発へ。

    ナガオカスクリーン・インターナルは、石油精製、石油化学、肥料プラントの心臓部で、反応、抽出、分離などの工程に使用されています。弊社が納入したインターナルは、国内及び海外の65カ国で現在も順調に稼動中です。さらに当社の長年にわたる高い技術力と開発力が認められ、世界のプロセスオーナーから新プロセス用スクリーン・インターナル開発の協力要請が高まっており、これからもますます発展する可能性を秘めています。