2016.10.10
米国、カリフォルニア州サクラメント市で開催された”CHROME 6 TECHNOLOGY UPDATE : AN INFORMATION EXCHANGE WORKSHOP”でケミレスが紹介されました。
株式会社ナガオカ(本店:大阪府貝塚市、代表取締役:三村 等、以下「ナガオカ」と言う)は、2016年9月27日に米国、カリフォルニア州サクラメント市で開催された”CHROME 6 TECHNOLOGY UPDATE : AN INFORMATION EXCHANGE WORKSHOP”に参加しました。同ワークショップにおいて、カリフォルニア州のサンタバーバラ近郊の水道局であるSanta Ynez River Districtから当社が2015年12月に行いました超高速無薬中生物処理装置「ケミレス」の技術を用いた地下水中の六価クロム除去の実証実験についてプレゼンテーションが行なわれました。
“CHROME 6 TECHNOLOGY UPDATE : AN INFORMATION EXCHANGE WORKSHOP”は、カリフォルニア州の特に六価クロムによる地下水問題に特化した水の専門家、技術者、飲料水による健康問題の地方州政府責任者を約40名集めて行われ、地下水に含まれる六価クロムの効果的、経済的な除去方法について情報交換が行われました。
ワークショップではSanta Ynez River District のGeneral ManagerのChris Dahlstromが「Santa Ynez River Districtにおける六価クロム問題及び対策」と題して、当水道局が計画している六価クロム処理プロジェクトのスケジュール、資金状況を説明し、「ケミレス」による六価クロム除去の実証実験について紹介しました。
当社の超高速無薬注生物処理装置「ケミレス」は薬品を用いず、地下水中の鉄、マンガン、アンモニア態窒素などを、接触酸化と生物処理を用いて超高速処理で除去する水処理装置です。
カリフォルニア州では、2014年に六価クロムに対する飲料水基準が規定され、その除去方法や高コストが問題となっています。この度、Santa Ynez River Districtと共同で行われた実証実験により、「ケミレス」により六価クロムが除去できることが証明されたため、環境に優しく経済的な六価クロムの除去方法として、ワークショップで紹介されました。
記
主催者:American Ground Water Trust
California Association of Mutual Water Companies
開催日:2016年9月27日
場所: 米国、カリフォルニア州サクラメント市
以上