コア・テクノロジー
“ナガオカスクリーン”
目詰まりしにくい構造、大きな開口率、強靭で精密な溶接技術、様々な形状と材質で製造できる世界トップクラスのスクリーン製造技術が、インターナル分野では世界に数社しかない認証サプライヤーに成長させ、取水・水処理分野では世界の大手でもなし得なかったIWA-PIA世界大会3回連続受賞に導きました。
ナガオカは、ナガオカスクリーンをベースに、環境に優しい効率的な技術を展開し続けていきます。
石油精製、石油化学プロセス用
ナガオカスクリーン・インターナル
- ■ ADSORBENT CHAMBER INTERNALS
- ■ CATALYST BASKET
- ■ CATALYST SUPPORT BED
- ■ CENTER PIPE
- ■ SCALLOPS
- ■ DISTRIBUTOR
- ■ DISTRIBUTOR BASKET
- ■ LIQUID DISTRIBUTOR TRAY
- ■ COLLECTOR
地下水取水用
ナガオカスクリーン
- ■ リングベーススクリーン
- ■ リングベースコレクタースクリーン
- ■ リングベースラジアルスクリーン
- ■ 集水埋渠用リングベースクリーン
- ■ インテイクスクリーン
- ■ ロッドベーススクリーン
- ■ セラコートスクリーン
- ■ パイプベーススクリーン
CHARACTERISTICS
ナガオカスクリーンの特徴
-
POINT1目詰まりしにくい構造
三角形の断面のウェッジワイヤーとサポートロッドを組み合わせた構造により、液体や気体の流れをスムーズにします。
-
POINT2大きな開口率
スロット・サイズ(間隙)の調整により、従来の金網や多孔管に比べ、高開口率の製品を提供します。高い開口率は、取水(水井戸の場合)や石油精製、石油化学プラントのプロセスの効率を高め、目詰まりを抑えて長い耐用年数を実現します。
-
POINT3強靭で精密な溶接と均一な構造
当社独自開発技術による精密な連続溶接により、従来の金網や多孔管では考えられない強度と精度を実現します。
-
POINT4様々な形状と材質のスクリーン
円筒形やパネル形など様々な形状での製作が可能で、補強材の利用や材質を変更することで、高温高圧に耐える等の用途に合わせた製品を提供できます。
TECHNOLOGICAL
DEVELOPMENT
ナガオカの技術の発展
-
1972年 ナガオカスクリーン
当社のコア技術- ●高温・高圧・高腐食の使用環境に耐えうる強度がある。
- ●目詰まりしにくい設計構造。
- ●開口率が高い。
- ●耐久性に優れている。
-
1975年 スクリーン・
インターナル- スクリーン・バスケット
製造技術の確立。
- スクリーン・バスケット
-
1980年取水用スクリーン
サンドコントロール
技術の導入 -
1997年ケミレス
除鉄・除マンガン・アンモニア除去装置地下水に含まれる有害物質
(鉄・マンガン・
アンモニア等)の除去- ●独自のサンドコントロール技術。
- ●接触酸化・生物処理で有害物質を徹底除去。
- ●超高速運転で水処理。
-
2014年ハイシス(HiSIS)
高速海底浸透水取水装置伏流水取水技術を
海水取水に応用- 2014年実証実験開始
- ●海底の砂を利用した海水取水。
- ●薬品を使わない高能率な海水浄化。
- ●独自のサンドコントロール技術。
-
2016年エアシス
省エネルギー型填塔式気散処理装置特殊ノズルを応用して、
VOC・遊離炭酸を処理
QUALITY ASSURANCE
ナガオカによる品質保証
品質管理基準
当社は品質マネジメントシステムの国際規格であるISO9001/2015に遵守して製品の設計、製作、検査、そして出荷を行っています。
-
溶接品質
ナガオカスクリーンで使用されるウェッジワイヤーとサポートロッドは電気抵抗溶接(ERW)によって製作されており、お客様の各々の要求を満たす強度を提供しています。そして、溶着部の強度は拡大、縮小写真を使用しての検証、そして引張試験によって証明されています。
-
PMI による材料検査
反応器で使用されるインターナルの材質に関して、当社はPMIを実施して使用される合金の化学成分測定を実施しています。
-
スクリーンスロット
ナガオカスクリーンのスロットはフィラーゲージ、テーパーゲージを使用して厳格に正確性を確保しています。